NBL訪問報告

2024 年 7 月 21 日、米国ヒューストンの NASA Johnson Space Center にある、Neutral Buoyancy Laboratory (NBL) に、Blue Abyss 共同創業者&VP 森裕和氏、Aquanaut 代 表 藤永嵩秋氏とともに、山敷庸亮センター長が訪問し、プールを用いた宇宙飛行士の水中訓練を見 学し、水中における擬似無重力や低重力を用いたトレーニングについて現場 KBR の Chief Diver であ る Jared Whitehead とさまざま意見交換を行いました。現場ではカナダの宇宙飛行士 David 氏が、 水中に構築された ISS の実寸台模型に入るプロセスを見学しました。また、月面での低重力を模擬した ルナヤードにおけるさまざまな仕組みについて意見交換を行いました。本プロジェクトを通じて Aquanaut – 2 – 代表 藤永嵩秋氏は、すでに PADI で構築している Space Diving コースをさらにより現実的なものに するために細かな意見交換をすると同時に、世界中でダイビングを用いた宇宙飛行士プログラムを手がけ ている Blue Abyss 森氏も応用について情報交換しました。SIC 有人宇宙学研究センターはこれらの プログラムをサポートする予定です。同時に、鹿島建設と共同で行なっている宇宙居住研究における人 工重力や微小重力実験における知見についても蓄積しました。今後、具体的な部分での意見交換は 継続する予定です。

Publications

  1. 「宇宙開発のこれからと日本」 PDFはこちら 日時…
  2. 日本地球惑星科学連合(JpGU)およびアメリカ地理学連合(A…
  3. In-situ removal and characteri…