京都大学では学部生向けに少人数ゼミ型の講義ILASセミナーが用意されています。
また、山敷教授はILASセミナーとして毎年「ハビタブル・アース－生命を育む地球史」を開講しており、講義の一環として京都大学白浜海の家にて合宿をおこなっております。

毎年恒例となってきましたこの合宿ですが、今年も6月30日〜7月1日にかけて無事実施されました。
初日は白浜海象観測所を訪問し、施設見学に加えて馬場康之准教授にお話を伺うことができました。
海象観測所の担う役割をはじめとして様々なお話をお聞きでき、参加した学部生にとっても非常に良い機会になったかと思います。
また、夜は星座に関する学習会と天体観測を行いました。
なかなか空が晴れず天体観測ができるかどうか危うい状況でしたが、学習会後にはしっかりと晴れ、月、木星や火星など惑星やメシエ天体を観察することができました。

二日目は京都大学白浜水族館を見学ののち、今年7月にオープン予定であるベニクラゲ再生生物学体験研究所を一足先に訪問させていただきました。
昨年京都大学を退官された本研究所の久保田信所長にもお話を伺うことができました。
取材などお忙しい中で対応していただき、本当にありがとうございました。

本ILASセミナーはこのように毎年白浜合宿を行なっており、大変好評となっております。
興味のある京都大学学部生、ぜひ受講を検討してみてくださいね。