カリフォルニア州マーセッド市と日本の京都市、両市の高等教育機関は協定を結びました。具体的には、水資源管理分野や水モニタリングの最先端技術に関する研究を推進するとともに、異分野の総合的な研究を推進することで合意しました。
これにより、研究者間の協力と学生の交流が促進できることが期待されます。
本協定においては、同校と長期間にわたって交流を深めてきた京都大学大学院総合生存学館山敷庸亮教授と、カリフォルニア大学マーセッド校のJoshua Vier教授らが貢献しました。
マーセッド大学工学部のラケッシュ・ゴエル学部長は、「マーセッド大学と京都大学とのMOUは、両大学の関係を強化し、両大学の学生や教員が影響力のある研究に従事する機会を提供するものです。マーセッド大学は日本の教育機関と長い提携関係を築いてきました。この新しいパートナーシップを通じて、京都の学生が有意義な留学の道筋を築き、サポートサービスを受けられることを楽しみにしています」と抱負を述べた。
現在、マーセッド大学と京都大学とのMOUでは、学際的な教育に携わる学生や教員のための交流プログラムの開発、文化教育の支援によるUCマーセッドと京都の連携、宇宙・天文・環境科学の短期授業の実現可能性の検討などが検討されている。
UC Mercedでの記事は以下
https://news.ucmerced.edu/news/2023/collaboration-across-continents-agreement-brings-merced-kyoto-campuses-closer